カンボジア癒しの旅

管理人のアンディです。

先週、カンボジアのアンコールワットとアンコールトムを訪ねて来ました。雨季にあたるこの時期は、とても蒸し暑いのですが、南国の濃厚な植物の香りがたちこめる中、謎の多い巨大な石造りの両寺院を巡ることは、夢の中で幻を求めて歩き回るような不思議な体験となりました。

この地は、初期はヒンズー教、後期は仏教が栄え、両者の宗教的融合が様々な遺跡に見られる特別な場所です。この融合の象徴は、私たちの内なるエネルギー、すなわち男性性と女性性のバランスとして捉えることができるのではないでしょうか。また、数々の遺跡に残るヒンズー教のシヴァ神は破壊の神として知られ、古いものを解体し、新しいものが生まれるための下地を造るエネルギーを発しています。

遺跡巡りをした後、地のエネルギーを感じながらヨガ瞑想をしていると、不要になったものを手放し、内なるエネルギーをさらに一つに統合していく創造的なパワーが身体にインストールされたような気がして、しばらく高揚した気分に浸りました。パワースポットに行かれた際に、日々学ばれるヨガや瞑想をその地で実践されると思わぬ発見があるかもしれません。