長いトンネルを抜けたその先は

8月から始まる木曜日のdeep healing(9;30-10:45)担当のkazumiです。

ヨガや様々なボディーワーク、ダンスをやってきて驚くほど気づく事がいっぱいあったけど、最大の気づきは身体や心の見方や捉え方が180°といってもいい程変わったという事。
今の私は30年前の私と全然違う人だ。もちろん老いたとかもあるけど。

 

人間にもハードウェアとソフトウェアがあるから、ソフトウェアが全く違うものに入れ替わった感覚、それにともなってハードのほうも変化したような感じ。

 

子どもの頃から「どんくさい。」とか、「トロい。ノロい。」とかよく言われていたけど身体が重くて重くて地球の重力に完全に負けてて、身体を上手く動かせなかったんだよなぁ。
何をやっても普通にできない、いやぁ、昔の私、よく頑張った。

 

23歳の時にJAZZ danceを習い始めた時も、もちろん全然踊れず、先生に質問しても「逆になんで出来ないのかわからない。」とか言われる始末。

 

辞めたいけど、でも踊れ人になりたいという葛藤を続けるなか、あるボディーワークの存在を人づてに知った。
それは身体の中心である骨盤や背骨をしっかり動かし、その動きを四肢に繋げていけば誰でもスーパーボディーになれるんだという。

 

なんとも夢のような話だ。

 

藁にもすがる思いで、それを習い始めひたすら練習した。
その先生はよく「動きや物事の中心、真髄を捉えなさい。」と言っていた。

 

動きの真髄、この動きはいったいどういう動きなのか?そんな問いかけをずっとしながら、ワークを続けていたら、縮めると思っていたものが実は伸ばす、力を入れると思っていたものが実は抜くとか真逆のような事ばかり。

 

そりゃあ、上手く身体は動かなかったはずさ。
そうして、だんだんと重たかった身体は軽くなり、不安定だった下半身はどっしり安定してきたよ。

 

そんな驚きの連続の30数年はあっという間に経ち、身体は変わり、心も変わり、見える世界もガラッと変わった。なんて素敵な世界。

 

8月から始まる木曜日のdeep healingは、身体がまだ全然動かなかった頃からよくやっていた動き、重力の影響をあんまり受けずに寝ながら小さい力で背骨や骨盤を何度も動かしたり、多くストレッチを入れていくクラスです。

疲れている方にもお薦めです。

最後に、今まで携わってくださった全ての先生、生徒さんに感謝します。

皆さまのお陰で今の私があります。
ありがとうございます。